2007年5月8日(火曜日) 南紀・宇久井
4月の終わりから、インフルエンザに見舞われ、その後次々に感染し、我が家は学級閉鎖ならぬ家庭閉鎖。南紀では、クジラたちが絶好調なのにどこにも出られない歯がゆさ、地団駄を踏む毎日でした。

深夜の2時に伊勢を出発、大宮インターへ、そこからは42号線をひたすら南下。高速ができたおかげで、南紀まで約2時間半。南紀の方まで高速が開通すればいったいどれくらいで行けるのか、楽になるのは間違いないです。
今日は、天気がよく波も穏やかなので、東大のカガリちゃんとコオロギさんは、マッコウクジラに発信機を着けに行くのだそうです。僕はマッコウが多いということなので、久々にビデオの水中撮影に挑戦することにしました。水中は過去2回成功、あとは失敗ばかりです。船の上から見るマッコウはほんの一部、水中で何をしているのかは、海の中にビデオを入れてみないとわからない。ただ、映っているかどうかは、ハウジングの蓋を開けてみないとわからない。賭けなんですが、敢えて挑戦です。
今日のマッコウたちは、サービス精神旺盛で、船が近づいてもすぐ潜ることなく、スパイホップでこちらを見たり、船の真横を泳いだり、船の下を行ったり来たり、ビデオを向けているところをじっと止まってみたり、これはいい動画が撮れているとわくわくしてました。
今日は、3頭、1頭、4頭のマッコウと遭遇、ハナゴンドウもぱらぱら見ることができました。マッコウのポイントから更に2マイル沖では、マゴンドウやイルカたちが見れていたようです。
このところ南紀はマッコウもイルカも絶好調で、昨日も沢山のマッコウが待ち時間なく見れていたと、同船したお客さんが言ってました。
帰航し、留守番のDECOと匠に合流。新鮮なカツオをご馳走になりました。
さて、ビデオはどうなったのか。

緑の海が映るばかり…

どうやら透明度が悪く、またまた失敗でした。家に帰ってもう一度見てみるとかすかに2箇所、一瞬ボーっと映っているところもありましたが、失敗です。

米川さんの奥さん、事務所のみなさん、匠の子守をしてもらってどうもありがとうございました。

さて、その帰り、テレビで話題になった腹ビレイルカを見に、太地くじらの博物館へ。公開と書いてないので、一般の人が見れないところにいて、それでも遠目に見れればいいか程度に思っていたのですが、実際行ってみると思いっきり近くでしっかり腹ビレも見ることができました。このビデオ撮影は成功です(笑)

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