2004年5月18日 那智勝浦 曇り・凪

ここのところ、ずっと雨、曇りとぐずついた天気が続いていましたが、今日のような悪天候の合間は大体、「凪」と予想していました。こういう日は、ウォッチング日和です。風がなく、波もなく、きつい日差しや照り返しもない。
今日は、浦山船長の船に乗ってウォッチングに出かけました。
ほどなくマッコウの発見情報、沢山のマッコウを見ることができました。
今年はやたらと小さな子どもと一緒のマッコウ親子を見かけます。
年々マッコウクジラは数が増えているようです。


今年はじめての大マッコウにも出会えました。どうやら大マッコウの周りに沢山の母子マッコウたちが集まってきているのでこんなにも沢山のマッコウが見えるようです。

向かいの東船長の船に今日は三重大のシンノスケくんと東大のカガリさんが何かしています。
マッコウクジラの背中に吸盤のついた探知機をとりつけようとしています。
午前のマッコウウォッチングの終わりがけ、海上で東さんの信正丸に乗り移ってこの「吸盤くっつけ」を見せてもらいました。

残念ながら、吸盤はことごとくハズレでしたが、子どもマッコウを真ん中にはさんだ、群れに遭遇。
吸盤くっつけが失敗、その直後、しっぽをあげて水をひっかけられました。 とっても難しい作業なんです。 ウォッチングの後、マンボウのお刺身をいただきました。


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